2010年4月19日月曜日

歯科のX線について

今回医療法人化するので、一旦個人の医院を廃業して、再び法人立の医院を届け出る事になる。この時にはX線装置の設置状況も届け出るので、少しX線のおさらいをしてみようとググッってみたら、良い文献があった。

日本大学歯学部 岩井一男先生の「歯科X線撮影における防護Q&A」だ。網羅的に歯科用X線について書かれていて判りやすい。

この中でデンタル一枚では下顎大臼歯が24マイクロシーベルトと大きい。これをデジタルレントゲンにすると機種によっては一桁アップして2.4マイクロシーベルトに低減するので患者さんにとってのメリットは大きいだろう。

最近一部に出てきたCdTe(キャドテル)という物質で作られたX線センサーは更に高感度のようで、これを使用するとX線防護室が不要のパントモを製造できる可能性もあるという。

(文:窪田 敏之)

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